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陸上自衛隊普通科の訓練について解説

こんにちわ!ブログ管理人のまっちゃんです。陸上自衛隊への入隊を考えている人や、自衛隊に興味を持っている人にとって、自衛隊の訓練内容や隊内での生活は気になるところですよね。そこで今回は、僕が陸上自衛隊普通科に所属していた時の体験談をもとに、それぞれ解説したいと思います。ぜひ最後まで読んでいって下さいね!

 

 

 目次

 

 普通科の隊員はどんな訓練に取り組んでいるのか?

まず初めに、陸上自衛隊普通科の訓練内容について解説していきます。

日常的な訓練について

射撃訓練

 射撃訓練は、普通科隊員にとって基礎的な訓練の一つになっています。射撃訓練と聞いて実弾を用いた訓練を思い浮かべる人も多いかと思いますが、駐屯地内で行う射撃訓練は基本的に射撃姿勢の習得・練度向上を目的としており、実弾による射撃は行いません。二人一組になり、射手が引き金を引く動作にあわせて補助者が銃身に引っ掛けたヒモを後方に引っ張り、実際の射撃に近い感覚で照準合わせや姿勢保持の練習を行います。地味ですが、射撃の練度向上に大きく寄与する重要な訓練です。

格闘・銃剣道・持続走訓練

教育隊では、上記の各訓練を一通り全隊員が取り組むことになりますが、部隊配属後はそれぞれの適性に合わせて各訓練の強化指定隊員となり、指定された訓練に参加することになります。横並びだった教育隊とは対照的に、技能に特化した隊員の育成を目的として行われます。格闘は打撃主体だった記憶があるのですが、管理人自身は銃剣道の強化指定隊員だったため詳しく把握していません。銃剣道は、銃身の先端に銃剣を装着したことを想定しているため、剣道と違い「突き」を主体にした競技になっています。しかし、すり足などの基本動作は剣道に通じるものがあるため、剣道経験者は銃剣道でも

技術を活かすことができます。持続走は長距離走やサーキットトレーニングなどの持久力向上を目的とした訓練を行います。学生時代に陸上部に所属していた隊員や、持続走の成績の良い隊員は優先的に指定される傾向があります。

どの技能も普通科隊員にとっては必要であることに違いはありませんので、指定された訓練以外はどうでもいいと思うのではなく、同期とお互いに指導しあうなどして積極的に習得する気持ちを持つことが一人前の普通科隊員に近づく第一歩になるでしょう。

 

隊内の備品の管理や訓練場の手入れ

自衛官の仕事は、体力錬成や射撃訓練ばかりではありません。訓練や演習で使う備品の手入れや員数点検、戦闘訓練場の草むしりや小石の撤去などの手入れも立派な訓練です。演習時に天幕に穴が空いていたりしたら、雨漏りで荷物が濡れたりしてしまうため隊員の士気も下がってしまいます。また訓練場が手入れされていなければ、訓練中の怪我や災害につながる恐れがあります。身体を強くするための訓練で身体を壊してしまっては元も子もないですよね?なので、定期的に行う必要があるのです。整理・整頓・清掃・清潔の4Sを徹底するのは、自衛隊も普通の仕事もかわりませんね!手を抜かずにしっかりと取り組みましょう!

体育訓練

体育訓練は、上記の強化指定された訓練とは違い全員が同じ訓練に取り組むことになります。体力レベルごとにいくつかのグループを作り、グループごとに訓練を行います。

駐屯地を出て市街地を走ったりすることもありますが、屈強な自衛官が集団で走る姿はみんなの視線を独り占めすること間違いなしですね!

普通科では月に一度、持続走の記録会を行っており中隊ごとに全隊員の平均タイムなどで競っています。どの中隊も優勝を目指しているため、伸び代のある若手隊員は特に厳しく育成されます。中隊によってはエレベーター使用禁止や朝の点呼後に5キロ走ることを課されることもあるため、新人隊員は覚悟しておいた方がいいかもしれないですよ!

 

まとめ

今回の記事では普通科隊員の通常訓練について簡単に解説しました!ほかにも演習や、寮での生活について書いていきたいと思います(≧▽≦)

演習については失敗談を元にアドバイスできることもあると思っているので投稿後はぜひ読みに来てください!では次の記事で!(^^)!

 気になる自衛隊の生活についてはこちらの記事を読んでください!(; ・`д・´)

cc162001.hatenablog.com